渋谷の美容皮膚科
たるみ治療
たるみは、皮膚だけの問題ではありません。皮膚の下にある脂肪、それを支えている組織、その奥の筋肉、さらに骨の形まで関わっています。どこがゆるんでいるかによって、向いている治療が変わります。
たとえば同じ「顔がぼやけてきた」でも、脂肪が下がって輪郭が崩れている方と、皮膚のハリが落ちて全体的にゆるんでいる方では、当てる治療が別になります。頬の脂肪が多い方に引き締めるだけの治療をしても、変化が出にくいことがあります。
なお当院は美容皮膚科で、切開をともなう手術は行っていません。手術が必要な状態と判断した場合は、その旨をお伝えします。
たるみができる主な原因
支えている組織のゆるみ
皮膚と筋肉の間には、脂肪を支えている組織があります。ここがゆるむと、脂肪が下に移動して輪郭が崩れます。太っていなくてもたるむのは、この支えがゆるむためです。
脂肪の移動と増減
頬の高い位置にあった脂肪が下へ移ると、上はへこみ、下はふくらみます。急な体重の増減でも起こります。痩せたのに老けて見えるのは、脂肪が減って支えを失った状態です。
皮膚のハリの低下
年齢とともに、肌を内側から支えている成分が減ります。皮膚そのものが伸びた状態になり、余った分がしわやゆるみとして見えます。
骨の変化
顔の骨は年齢とともに少しずつ形が変わります。土台が変わると、その上の皮膚や脂肪の収まりも変わります。皮膚だけを引き締めても戻りにくいのは、この影響もあります。
姿勢と生活習慣
下を向く時間が長いと、首から顎の下がゆるみやすくなります。紫外線や喫煙も、皮膚のハリを支える成分を減らします。
たるみに対する当院の治療
料金・ダウンタイム・リスクは、各施術のページに掲載しています。
たるみの部位別の治療
同じたるみでも、部位によって向いている治療が変わります。
目の下のたるみ
ふくらみと影が出て、疲れて見える部分です。原因は3つに分かれます。脂肪が前に出ているもの、皮膚がゆるんでいるもの、こけて影になっているものです。脂肪が大きく突出している場合は、脂肪を取り出す処置が必要で、当院では行っていません。皮膚のゆるみや浅い影であれば、引き締める治療やヒアルロン酸で対応できることがあります。診察でどれにあたるかを見分けます。
まぶたのたるみ
上まぶたの皮膚がかぶさって、目が小さく見えたり、二重の幅が狭くなったりします。皮膚の余りが大きい場合は切開が必要になるため、当院では対応できません。軽度であれば引き締める治療を検討します。
頬のたるみ
脂肪が下がって、頬の高い位置がへこみ、下がふくらんだ状態です。引き締める治療で全体を締めるか、へこんだ部分を満たすか、あるいは両方を組み合わせます。
顎・顎下・フェイスラインのたるみ
輪郭の線がぼやけて、横から見たときの首との境目がなくなる部分です。脂肪が多い場合は脂肪を減らす治療、皮膚のゆるみが主なら引き締める治療が向いています。
首のたるみ
横向きの線と、皮膚のゆるみが出ます。下を向く時間の長さも関係します。首は皮膚が薄いため、顔と同じ設定では治療できません。
たるみ毛穴
毛穴が縦長のしずく型に見える状態です。毛穴そのものが開いているのではなく、皮膚がゆるんで毛穴が引き伸ばされています。毛穴を詰まりから考える治療ではなく、皮膚を引き締める・ハリを出す方向から考えます。
たるみ治療の選び方
- まず、皮膚がゆるんでいるのか、脂肪が下がっているのか、脂肪の量が多いのかを見分けます。ここを外すと、回数を重ねても変化が出ません。
- 脂肪が多い方に引き締めるだけの治療をしても、重さが残るため戻りやすくなります。逆に脂肪が少ない方に減らす治療をすると、こけて老けて見えることがあります。
- 目の下やまぶたで、脂肪が大きく突出している・皮膚の余りが大きい場合は、切開や脂肪を取り出す処置が必要です。当院では行っていないため、診察のうえでお伝えします。
- たるみの治療は、1回で完成するものではありません。数回に分けて進め、その後も年単位で付き合っていく前提でお考えください。
- 体重が大きく変わる予定がある場合は、変動が落ち着いてから治療を始めた方が結果が読めます。
たるみ治療で知っておいていただきたいこと
- たるみの治療は、皮膚を切って余りを取る手術と同じ変化が出るものではありません。当院で行うのは、切らずに引き締める・脂肪を減らす方向の治療です。
- 治療の直後は、赤み・むくみ・熱感が出ることがあります。数日から2週間程度で落ち着きます。
- 変化はゆっくり出るものが多く、1か月から3か月かけて実感される方が多いです。翌日に変わるものではありません。
- 体重が増えると戻ります。治療後の体重の維持が、結果を保つうえで大きく影響します。
- 妊娠中・授乳中は行えない治療があります。ご相談ください。
当院の美容皮膚科診療は健康保険の適用外となる自由診療で、費用は全額自己負担となります。 治療の結果には個人差があり、同様の結果が得られることを保証するものではありません。
たるみに関するよくあるご質問
痩せたらたるみは治りますか
脂肪の量が多く、重さで下がっている場合は、体重が落ちることで軽くなることがあります。ただし急に痩せると、脂肪が減った分だけ皮膚が余り、かえってゆるんで見えることもあります。皮膚のゆるみが主な原因の場合は、痩せても変わりません。
たるみは何歳から出ますか
年齢で決まるものではありません。20代でも脂肪の量や骨格の影響で輪郭がぼやける方がいますし、40代でも目立たない方がいます。気になった時点で、原因がどれにあたるかを確認する方が確実です。
エステとどう違いますか
医療機関では、医師の診察のうえで医療機器や注射を扱えます。当院では原因を見分けたうえで治療を選び、リスクと副作用も説明します。どちらが良いかではなく、扱えるものが違うとお考えください。
目の下のたるみは治せますか
状態によります。脂肪が大きく前に出ている場合は、脂肪を取り出す処置が必要で、当院では行っていません。皮膚のゆるみや浅い影であれば、引き締める治療やヒアルロン酸で対応できることがあります。診察でどれにあたるかをお伝えします。
たるみ毛穴は毛穴の治療でよくなりますか
たるみ毛穴は、毛穴が詰まって開いているのではなく、皮膚がゆるんで毛穴が引き伸ばされている状態です。汚れを取る方向の治療では変わりにくく、皮膚を引き締める・ハリを出す方向から考えます。
何回受ければいいですか
部位と原因によって変わります。1回で完成する治療ではないため、数回に分けて進めます。回数と間隔は診察のうえでご案内します。
たるみ治療は保険が使えますか
当院のたるみ治療は健康保険の適用外となる自由診療です。費用は全額自己負担となります。